輩社員インタビュー

INTERVIEW.02

培ってきた知識と
実製品の挙動がリンク。
技術者としての自信に
つながった

2014年入社
工学研究科 物質・化学系専攻修了

西村和樹(にしむら かずき)

機能樹脂事業部

携わっている
プロジェクト
構造材料用エポキシ接着剤の開発

経歴

  • 2014年

    入社

  • 2014年〜2017年

    機能樹脂事業部 電子材料部 機能材料課

  • 2018年〜2019年

    機能樹脂事業部 電気・構造材料部 構造材料課

NCXを
選んだ理由

営業の視点を持つことで、
知識と能力を向上させられる

一般的な化学メーカーと異なり、長瀬産業という強力なパートナーが営業を担っていることや、製品開発において設計から完成まで関われることが魅力でした。
長瀬産業は商社として製品を売るための方策を考えます。この動きを身近に感じながら取り組むことは、良い刺激になります。技術者として営業の視点を持つことは、知識と能力を向上させるためにも良い環境だと思いました。
また、OB訪問のときや工場見学のときに話すことができた社員の方々が、とても楽しそうに働いていたことも決め手になりました。同時に、工場を見られたのはとても良かったです。机上で理論をこねるだけではない、〈製品をつくっている〉という圧倒的なスケールを感じたからです。

私の仕事

ライバル社以上の性能を出すことができ、
コスト優位性のある処方の開発に成功

入社して4年間はエポキシシートの開発に携わっていました。数多くのサンプルをつくり、メンバーが一体となって処方改良・物性確認・考察のサイクルを素早くまわしました。結果、ライバル社以上の性能を出すことができ、コスト優位性のある処方の開発に成功。部署一体となって行動し、見事コンペにおいて総合力で採用を勝ち取ったことは貴重な経験でした。また、自分たちがつくった製品をお客様に使い続けていただくことの厳しさも知りました。
入社5年目から現在は、構造材料用エポキシ接着剤の開発に携わっています。実は数々の予期しない出来事に見舞われたのですが、お客様に理解していただけるような実験と説明、対応などを通して信頼関係を構築できたことは、良い経験になりました。

やりがい&ピンチ
の乗り越え方

手がけた製品が量産化へ。
複数の製品が複数の顧客へ販売されているのは、
少しラッキーかも

フィラー高充填シートの開発では、サンプル提出まで2、3週間という短期間で高充填に最適なフィラーの選定検討や製品への適応検討を実施し、処方を確立させました。培ってきたフィラー配合の理論が製品に適応できたという点で、知識と実製品の挙動がリンクしたことが技術者としての自信につながりました。
また、開発に関わった製品で売り上げが上がっているのは嬉しいですね。今、関わった製品が複数販売されているのです。これは、ちょっとラッキーかな(笑)。
行き詰まったときは、まずは社内で類似する案件の情報を集めます。類似案件があれば、担当の技術者に話を聞き、自分の抱えている課題に落とし込みます。ない場合は、上長や同僚、他部署に相談。アドバイスを得た上で課題解決のための検討を行います。

NCXの
ここが快適

自分で考えたことを進められる。
信頼され、任されることの喜び

ある程度は案件の進め方を任されていることです。こうすれば良いのではと考えたことを進められる、ありがたい環境です。また、過去の知見が必要なときや、疑問に思うことが発生したときは、技術者同士でコミュニケーションを深めながら解決していきます。
有給休暇も取得しやすく、フレックスタイム制も使いやすいですね。私は朝早めに出勤し、夕方に子どもの保育園を迎えに行くなど、有効に使っています。また、研究開発の対象である材料や、顧客先の市場でもある自動車業界の知識を得るための読書も心掛けています。

ライフスタイルをのぞき見!

結婚するまでは、同期入社の社員とゴルフによく行っていました。結婚後は、子どもと一緒に遊んだり、料理をしたりする時間が増えましたね。動物園や水族館、テーマパークなど、子どもが喜ぶ場所に家族でよく行っています。

社会人になって「始めたこと」
お金の勉強。結婚し、家族を持ったので、お金の動きを理解するようにしています。
社会人になって「やめたこと」
結婚したので、生活環境は大きく変わりました。
やめたことは多いかも。